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歌词提供：迷途黑猫-橙 |
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蓮子：「メリー、メリー、マエリベリー、メリークリスマス！」 |
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メリ：「蓮子、帰っていいわよ。東京に」 |
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蓮子：「あれいきなり冷たい！？」 |
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メリ：「寒いのは気温だけで充分よ。 |
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第一、ちょっと気が早くないかしら」 |
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蓮子：「いえ、いつも遅刻ばかりだから、 |
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たまには気分だけでも急いでみようかと思って」 |
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メリ：「今日は三分と十三秒の遅刻よ。 |
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それても、クリスマスに３００日くらい遅刻？」 |
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蓮子：「でも、今日はちゃんとお土産もあるのよ。 |
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はい、カフェオレ」 |
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メリ：「生暖かいわ......でも、ありがとう。 |
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缶コーヒーと駅前で乾杯なのが哀しいけれど」 |
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蓮子：「学生らくしていいじゃない。」 |
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メリ：「喫茶店はちょっと遠いから、呑みながらいきましょ。 |
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雪も降ってきたことだし」 |
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蓮子：「あら、いつの間に」 |
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メリ：「ぼーっとしているから気づかないのよ。 |
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こんなに綺麗なのに」 |
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メリ：「蓮子のことを考えていて頭に入らなかったのよ」 |
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蓮子：「雪より私のほうが綺麗って言ってくれてるの？」 |
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メリ：「蓮子の頭は、クリスマスというよりはお正月ね」 |
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蓮子：「あけましておめひふう。 |
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私たちはこの冥い街でオカルトサークルをやっているの」 |
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メリ：「無理やりすぎる挨拶だわ」 |
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蓮子：「あけひふー」 |
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メリ：「ことくらい？」 |
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蓮子：「マエリベリー?メリー＆ハッピーレンコイヤー！」 |
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メリ：「はいはい。楽しいことを喋っていないで歩きましょうね蓮子さん」 |
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蓮子：「寒いからテンションをあげているのよ。 |
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でも、雪も天然だと思うと貴重に感じるわ」 |
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メリ：「人工雪を降らせることもできるけれど、 |
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コストがかかってしかたないもの」 |
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蓮子：「でも自然の雪って空気中のチリが元になっているから、 |
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人工雪の方が衛生的には綺麗だそうよ」 |
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メリ：「夢のない話ねえ......」 |
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蓮子：「見るだけなら、どっちも綺麗で夢が溢れているけれどね。 |
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この場合は、夢が積もってゆく、かな」 |
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メリ：「溶けて消えてなくなるところまで、夢と一緒ね」 |
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蓮子：「夢を現実に変えるように、雪を硬めて雪合戦でもする？」 |
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メリ：「あったかい喫茶店の中から雪を眺める方が良いわ」 |
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蓮子：「ついでに甘いケーキもね。さぁ、急ぎましょーー」 |