| [00:13.700] |
凍（こご）えそうな波（なみ）にさらわれて |
| [00:19.800] |
流（なが）れてく貝殻（かいがら）のように |
| [00:25.600] |
無口（むくち）な二人（ふたり）の欠片（かけら）が |
| [00:31.800] |
波打（なみう）ち際（ぎわ）に転（ころ）がる |
| [00:37.900] |
手（て）の平（ひら）の砂（すな）をバラまいて |
| [00:43.600] |
風（かぜ）に乗（の）り空（そら）を彷徨（さまよ）った |
| [00:49.600] |
行（ゆ）き場（ば）を失（うしな）った恋（こい）は |
| [00:55.800] |
いつか海（うみ）に還（かえ）るの |
| [01:01.800] |
感情（かんじょう）が水（みず）しぶき上（あ）げて叫（さけ）びだす |
| [01:08.600] |
ねえ、このまま二人（ふたり）で |
| [01:16.100] |
汚（きたな）いボロキレのような僕（ぼく）に優（やさ）しい眼差（まなざ）しをくれた |
| [01:27.800] |
いつかこの海（うみ）を越（こ）えて |
| [01:46.900] |
君（きみ）という海（うみ）の真（ま）ん中（なか）で |
| [01:52.900] |
僕（ぼく）はただ波（なみ）に揺（ゆ）れながら |
| [01:58.700] |
静（しず）かに沈（しず）んでゆくのをひたすらに待（ま）っている |
| [02:10.8] |
感情（かんじょう）が泡（あわ）になってしまうその前（まえ）に |
| [02:17.800] |
ねえ、このまま二人（ふたり）で |
| [02:49.900] |
トビウオ（とびうお）は今日（きょう）もまた海（うみ）の底（そこ）で |
| [02:56.200] |
空（そら）を飛（と）ぶ夢（ゆめ）を見（み）て眠（ねむ）りにつく |
| [03:01.500] |
自由（じゆう）なんていらない |
| [03:04.000] |
まして愛（あい）なんてモノも |
| [03:07.500] |
ただ、今（いま）すぐ君（きみ）に会（あ）いたい |
| [03:14.700] |
冷（つめ）たい波（なみ）にさらわれる前（まえ）に君（きみ）のその手（て）を奪（うば）って |
| [03:26.700] |
いつかこの海（うみ）を越（こ）えて有限（ゆうげん）の空（そら）へ君と二人（ふたり）どこまでも |
| [03:38.400] |
例（たと）えその先（さき）に何（なに）も無（な）くて後悔（こうかい）だけがあるとしても |
| [03:50.500] |
いつかこの海（うみ）を越（こ）えて有限（ゆうげん）の空（そら）へ君（きみ）を連（つ）れて羽（は）ばたいてゆきたい |