迫る夕闇 壁に掛かる星 真似た心音 鳴り止まない機械音 過去に囚われて君を求めて 震える掌 重ねては 透明な温度で頬を撫でても 君を感じられない 変えられないなら未来へ歩んで そこで君ともまた逢えるかな ただ願うなら言葉を交わして 弾む鼓動に触れていて…… 終る夕景 窓に射した月 響く脈動 時を刻む電子音 黄昏の中に君を探して 冷たい空気に身を委ね 風に浚われた一筋の雨 君の瞳に降って 未来の君が過去のドアを開け 訪ねてくれることはないなら ここに留まる意味さえないから すぐに消えてしまいそうだ 未来の君が過去のドアを開け 訪ねてくれることはないのならもう 変えられないなら未来へ歩んで そこで君ともまた逢えるかな ただ願うなら言葉を交わして 弾む鼓動に触れていて……