[ti:造花] [ar:じゃねっと亭] [al:隣り合わせの憧憬] [00:44.46]夏の陽に咲く 向日葵のような笑顔が [00:49.87]目を瞑ったら 消えてしまいそうなんだ [00:55.38] [00:55.39]朝露に揺れる 紫陽花のような瞳に [01:00.90]何を映したら それを伝えられるんだ [01:06.45] [01:06.46]ぼくらまるで人形のように繰られて [01:11.68]箱庭の 世界で 手を取り踊る [01:16.79] [01:16.80]香りのない偽りの花 [01:22.26]繰糸のない人形のようだ [01:27.81]名前のないこの気持ち、そうだ [01:33.21] [01:33.22]それはまるで赝物のような······ [02:01.19] [02:01.20]微風に揺れる 木春菊のような声音に [02:06.67]「夏が咲いたら 春は枯れてしまうんだ」 [02:12.18] [02:12.19]誰かが創る 青薔薇のような台詞に [02:17.73]「もし枯れたら 次はもっと綺麗な花を摘んで?」 [02:45.26] [02:45.27]色に満ちたこの場所で今日もふたりは [02:50.34]出逢いと 別れを 繰り返している [02:55.58] [02:55.59]香りのない偽りの花 [03:01.03]繰糸のない人形のようだ [03:06.42]名前のないこの気持ち、そうだ [03:11.97] [03:11.98]それはまるで戯言のような、さよなら。