深々と被ったフードで 泳いだ目線を隠す 回数の決まったノックは 秘密を共有するためだろう 幼い頃の僕にも 植え付けられた恐怖心 居場所を異質と指差し 後ろめたさを注入した 魔法の鏡は真実のみ映し出す メイクで馴染まない傷跡も例外無く くり抜いた芯にはめ込んで 誰かの云う悪影響を 大好きなヒトの名前も 云い出し辛い世界じゃ 君に何時か悲しい思いを させるかもね 「それでも良い」と云うなら 気味悪がられて 嫌われても僕は信じて行くから 淡々と泥水を飲み干せ 淡々と泥水を飲み干せ 着々と痛みごと飲み干せ 着々と痛みごと飲み干せ 魔法の鏡は真実のみ映し出す メイクで馴染まない 泣き跡も例外無く 凍り付く空気で涼んで 誰かの云う悪影響を 与え続けて行こうか 別次元の空へこの手を伸ばして 「誰よりも君を想っています」 と誰にも負けない笑顔で居るよ だって此処には何処より 愛が在るから 大好きなヒトの名前も 云い出し辛い世界じゃ 君に何時か悲しい思いを させるかもね 「それでも良い」と云うなら 気味悪がられて 嫌われても僕は信じて行くから 君が誇れる世界まで 深々と被ったフードで 冷たい目線を隠す 冒涜するつもりなら さぁどうしてやろうか