[00:00.00] [00:11.43]ひとつ角砂糖が溶けてく [00:16.66]ときにそれさえも待てない [00:21.61]街は忙しくて苦手で [00:27.32]そこでカサをまた失くした [00:32.34] [00:32.53]見えない傷をくすぐるような雨が [00:38.40]レンズを濡らして [00:42.01] [00:43.80]この手を伸ばした先に [00:49.13]なにかがあるんだとまだ信じさせて [00:54.67]変わらない日々をつないでゆけるなら [00:59.00]きっとそれも幸福 [01:02.33]熱いコーヒー 溜め息が渦卷く [01:05.95] [01:06.07]何百、何千通りのあすを生きてゆく [01:12.65]だれと生きてゆく [01:15.17]散らかしたままのデスクに埋もれても [01:20.32]ずっと瞼のうら燒きついてる [01:24.31]黄昏を待ってる ナイトフォール [01:30.52] [01:36.64]夢は溶けきれない角砂糖 [01:42.40]舌に縋りつく後悔 [01:47.63]僕の半生を撮っても [01:52.95]ベタな映画にもなれない [01:58.02] [01:58.14]癒えない傷を癒すための噓は [02:03.78]胸で溺れてる [02:07.49] [02:10.30]だれもが裸足のままじゃ [02:14.89]生きてゆけないと解っているけど [02:20.44]上手くできなくて曖昧に笑うよ [02:25.41]もっと愛してたい [02:28.30]駆けだしたい この靴脫ぎ捨てて [02:32.26] [02:32.28]呼吸が続く限りの感情に出会う [02:38.48]あしもとが滲む [02:41.19]踏みだして僕ら 無表情な扉を [02:46.27]そっと冷たい手でノックしてく [02:50.58]何度ためらってもふれるよ [02:54.32] [02:54.36]なにも泳いでいない 瞳には海 [03:03.53]細いのどが震えてる 強く儚く [03:15.29] [03:15.63]この手を伸ばした先に [03:20.32]なにかがあるんだとまだ信じさせて [03:25.47]小さな部落を声が滿たしてゆく [03:30.58]そっか、それで充分 [03:33.71]いつかきっとと胸を焦がしながら [03:37.17] [03:37.18]何百、何千通りのあすを生きてゆく [03:43.73]あすを選んでく [03:46.51]雲が晴れたなら遮るものはない [03:51.55]ずっと続いてゆく 指が染まる [03:55.60]僕は待ってた 行こう、光は見えてる [04:02.88]