もし 私(わたし)が天使(てんし)で 闇(やみ)に墮(お)ちて果(は)てる命(いのち)のほんの少(すこ)しだけ救(すく)い出(だ)して その 光(ひかり)の欠片(かけら)で 葉(かな)う日々(ひび)があるとするなら君(きみ)は何(なに)を差(さ)し出(だ)してくれるの? 言葉(ことば)は いらなくて 私(わたし)の そばにいて いつでも求(もと)めているの 運命(さだめ)に背(そむ)くは 誰(だれ)がため? 迷(まよ)い傷(きず)ついて 強(つよ)く差(さ)し伸(の)べるこの腕(うで)に 伝(つた)う絆(きずな) 今(いま) 気持(きも)ちに臆(おく)して 闇(やみ)の奥(おく)で眠(ねむ)る能力(ちから)にほんの少(すこ)しだけ負(ま)けそうだけど 言葉(ことば)じゃ 言(い)えなくて 私(わたし)に 守(まも)らせて いつでも見(み)つめているの 天(そら)に响(ひび)くは 誰(だれ)の声(こえ)? 迷(まよ)い戶惑(とまど)って 高(たか)く紫煙(しえん)くゆらせる 悪夢(ゆめ)の柱(はしら) 東(ひがし)の方(かた)に落(お)ちた月(つき) 夜(よる)に涡巻(うずま)いた 厄(わざわい)を振(ふ)り払(はら)えるのは 白(しろ)き祈(いの)り ただ風(かぜ)に 流(なが)される 私(わたし)の 心(こころ)さえ 儚(はかな)く消(き)える篝火(かがりび) 形残(かたちのこ)しは 誰(だれ)にため? ゆらりゆらめいて 御伽話(おとぎばなし)に塗(ぬ)りつぶされし真(しん)の扉(とびら) 運命(さだめ)に背(そむ)くは 誰(だれ)がため? 迷(まよ)い斷(た)ち切(き)って 開(ひら)き永久(とお)へ書(か)き記(しる)す 明日(あす)の翼(つばさ) 终わり undefined