[00:25.760]重なった肌と肌で語るレプリカが混ざる一時間も [00:33.740] [00:34.360]わたしが望んだはずなのに目覚めるのが怖かった [00:41.890] [00:42.460]見慣れた世界 [00:46.430] [00:46.990]こんな明るいっけな [00:51.740] [00:59.280]伝えたいことも言い出せない声帯ならもう潰してよ [01:07.360] [01:07.720]遠ざかる貴方の指からはちがう蜜の感触が [01:14.580] [01:16.330]求めたから? [01:19.220] [01:20.060]見抜いていたから? [01:23.330] [01:23.980]最愛でもなく温もりでもない微熱が苦しすぎて [01:34.840] [01:35.330]この狭い部屋で遭難しました [01:42.240] [01:44.590]だから…今だけ見つけだして [01:52.500] [02:12.900]あなたに触れるたび行き場を失うわたしは [02:19.900] [02:20.820]そっとこの部屋に鍵をかけました [02:28.420] [02:29.180]思い出すだけで生きてゆける気がしたの [02:36.990] [02:37.420]だけどそれはわたしを壊した [02:44.750]気付いたらもうこの部屋の空気はなくなって [02:53.090]起き上がれないわたしは溶けて消えてしまうから [03:04.070] [03:05.060]誰かノックして…1度でいい… [03:14.590]優しく…わたしを呼んで… [03:22.080] [03:44.300]さよならでもなく再会でもない未来を選んだ朝 [03:53.670] [03:54.600]すごく眩しくて [03:57.880] [03:58.800]あなたのその香りもおかしな癖全て [04:06.880]まだ微熱が残るこの部屋に閉じ込めておくよ [04:17.310] [04:18.670]だから…渡したその「スペア」は [04:27.790] [04:28.190]使わないから返さなくていい [04:35.760]