[00:15.45]凍(い)てつく大地(だいち)と 色(いろ)づくリャビィーヌシュカ [00:27.35]啄(ついば)む鳥(とり)たちの 黒(くろ)い睛(ひとみ) [00:39.21] [00:42.34]枝影(えだかげ)映(うつ)して 靡(たなび)く長(なが)き水脈(みお) [00:54.31]浸(ひた)した指先(ゆびさき)は 脆(もろ)く凍(こお)る [01:06.03] [01:06.46]わずかな痛(いた)み この胸(むね)に刻(きざ)んで [01:18.09]真冬(まふゆ)を統(す)べる者(もの)に 祈(いの)り捧(ささ)ぐ [01:32.04] [01:33.45]降(お)りたつ風花(かざはな) 幽(かそ)けきひとひらよ [01:45.24]わたしのこの魂(こころ)を 何処(どこ)へ攫(さら)う [01:56.80] [01:57.40]天(てん)から地(ち)へと降(ふ)り注(そそ)ぐ 白(しろ)い羽(はね)よ [02:09.24]地上(ちじょう)から空(そら)へと翔(か)け舞(ま)い昇(のぼ)る 儚(はかな)き祝詞(うた)よ [02:28.91] [02:36.20]凍野(いての)に咲(さ)き初(そ)む 名(な)もなき紅(あか)い花(はな) [02:48.22]孤独(こどく)に死(し)せる身(み)を 嘆(なげ)きもせず [03:00.56] [03:03.23]慈悲(じひ)なき主(あるじ)に 額(ぬか)づき 口吻(くちづ)けを [03:15.18]霧氷(むひょう)の黒(くろ)き腕(うで)は “凍(こお)れる土(つち)は” 冬(ふゆ)の柩(ひつぎ) [03:28.22] [04:18.22]天(てん)から地(ち)へと 降(ふ)り注(そそ)ぐ 鐘(かね)の音(おと)よ [04:30.34]地上(ちじょう)から空(そら)へと 翔(か)け舞(ま)い昇(のぼ)る 光(ひかり) [04:42.27] [04:42.67]遠(とお)い春(はる)を待(ま)ち望(のぞ)む 深(ふか)き夢(ゆめ)よ [04:54.31]睛(ひとみ)を閉(と)じて [04:59.74]また巡(めぐ)り来(く)る 目醒(めざ)めの日(ひ)まで [05:16.40]