音もなく静かに 積もる雪の中で 白い吐息にただ 二人包むまれるだけ 時刻(とき)が迫るホーム 話もできなくて 俯く君のこと 見てるだけの不甲斐なさ 近づくブレーキ音 近づくヘッドライト 「行くね」って呟く声が 少しだけ震えていた 君のことぎゅっと 抱きしめて ただ温もりを 確かめた それだけで今 二人の世界が変わっていく 君の目じっと 見つめて 逸らしたくない 永遠に 二人の距離は 一瞬で "ヒャク" から "零" へ変わる 好きだよ 声もなく微笑む 笑窪の似合う君 白く透き通る肌 僕は見とれてるだけ 音をたてるヒール 歩く速度合わせて ついてくる君のこと 愛しさが増していく ときめく怒り顔 ときめく笑い顔 振り返ると微笑む君が 可愛くて守りたかった 君のことずっと 考えて 胸の明かりに 火をつけた それだけで今 世界が朱へと色を染める 君の手そっと 掴まえて 離したくない 永遠に 熱い思いは 一瞬で "ヒャク" 度へ変わっていく 触れたい もっと伝えたい... 「今すぐ逢いたいよ」 気持ちが空回りして 止め処なく溢れる涙 君のことぎゅっと 抱きしめて ただ温もりを 確かめた それだけで今 二人の世界が変わっていく 君の目じっと 見つめて 逸らしたくない 永遠に 二人の距離は 一瞬で "ヒャク" から "零" へ変わる 好きだよ