[00:06.82]明治通りに連なった [00:09.52]車の一つから見上げた [00:12.47]狭すぎる空を流れてる [00:15.27]白い雲に追い越された [00:18.56]あたりはセピア色だから [00:21.43]夕方かまたは夢の中 [00:24.59]テールランプを追いかけて [00:27.44]僕は再び走り出した [00:32.87] [00:42.52]いつまでもあると思っていた [00:45.23]限りなくあると信じていたんだ [00:50.17]赤い河になって [00:52.82]追いかけていた [00:56.01]白い雲を追って [00:58.94]走っていたんだ [01:00.89] [01:01.85]モノクロな夜のカーテンに [01:04.56]追いつかれた頃の空には [01:07.67]君の姿は見えなくて [01:10.96]僕はしばらく立ち尽くした [01:15.11] [01:26.16]人は止まるなと言うけれど [01:28.96]答えを見つけろと言うけれども [01:33.84]暗い空の中で [01:36.29]溢れるくらい [01:39.82]黒い風になって [01:42.57]溢れるくらいであった [01:49.98] [01:59.07]明治通りの歩道から [02:01.81]くすんだ空を見上げたら [02:04.87]記憶のように不確かな [02:07.85]ひ弱な星が光りだした [02:10.89]頭の隅に残っていた [02:13.69]忘れてしまえば楽だったことも [02:18.59]ひどい人になって [02:21.03]ち切れるくらい [02:24.57]広いことを言って [02:27.12]迷えるくらい [02:30.42]暗い空に中で [02:33.18]溢れるくらい [02:36.53]黒い風になって [02:39.11]溢れるくらい [02:42.41]夜の風になって [02:48.42]夜の風になって [02:51.22]夜の風になって