作曲:桜村眞 作词:桜村眞 窓を叩く雨の音に追い詰められ眠れないよ 灯りの無い浴室に浸かる水浸しの胸の中 幼い頃飛び込んだ暗いダムの底で見た 腐乱死体に自分を重ねた 誰にも言えずそのまま必死で岸に上がった あの日から雨の音が怖くて 窓を叩く雨の音に追い詰められ眠れないよ かじかむ手と青白い唇、水浸しの胸の中 幼い頃思い出す 周りに上手く馴染めず 作り笑いばかり上手くなった 離れていく友達をいつも笑顔で見送り 本当のことは言えずに泣いていた 五月雨が僕の頬を濡らしたように見えた 蜃気楼のように佇む紫陽花が笑う さ乱れる僕の長い髪をそっと撫でて 抱きしめてくれる人なんて居なかった 五月雨が僕の頬を濡らしたように見えた 蜃気楼のように佇む紫陽花が笑う さ乱れる僕の長い髪をそっと撫でて 抱きしめてくれる人なんて居なかった そうさ独りが嫌いで、嫌いで 誰かに傍にいてほしかった いつも独り絵を描いていた そうさ自分が嫌いで、嫌いで 誰かに褒められると嬉しくて 独りが好きなフリをしていた 窓を叩く雨の音に追い詰められ眠れないよ 灯りの無い浴室に浸かる水浸しの胸の中