僕等は勝手な正義 振かざして下手を打って 自ら自分を追い込む 落ち込んだりして 飽く無き探究心は 時に身を滅ぼすとか 分かったつもりでまた 繰り返したりして そんなことぼんやりとまた 考えながら歩き疲れ そして座り込み眺める 夕暮れの水平線を 誰にも会いたくない日もあれば 淋しくて仕方ない日もあって 夕映え迫る空の朱に 心音は少し揺れた 涙が枯れてしまう前に 凪の水面に舟を出して 空を仰ぐ手は掴めるだろうか 微かな希望、一縷 ふわりと髪を靡かせ 汐風が過ぎてった 何処かの遠い場所へ 向かっていくのだろう 翼がもし有ったって 自由かどうかなんて 在るべき姿がきっと 間違っているのだろう そんなことぼんやりとまた 考えながら空を見上げ 不意に込み上げる想いを 堪えて睨む水平線を 誰とも分かり合えない日もあれば 分かち合って笑い合う日もあって 絡み合う人混みの中で 体温を忘れてった 大切さが薄れてしまう前に 君の声が聞きたくて 精一杯伸ばした手は掴めるだろうか 胸の中、想い満ちる。 いつか遠い空の下で 思い出話に花が咲いて そして笑い合い眺めよう 夕暮れの水平線を 誰にも会いたくない日もあれば 淋しくて仕方ない日もあって 夕映え迫る空の朱に 心音は少し揺れた 涙が枯れてしまう前に 凪の水面に舟を出して 空を仰ぐ手は掴めるだろうか 微かな希望、一縷