光差さぬ 籠の中 鳥は 動きもせず ただ歌を歌う 白く白く灼けるような光 憧れだと言えないでいたの 白く舞う埃が雪のようだと笑ったけど 本当の雪などこの目で見たことなんかなくて 溢れ出る想いを魔法で飾りつけしたなら 大げさな囲いを抜け出して羽ばたいていくんだ 目の前に広がる時の流れに身を任せて 清く舞う光が現実のものと信じれなくて 迫りくる刻限 非情な鏡の音が告げてる 華やかな時間にサヨナラも言えないまま駆ける 戻らない思い出と落とした靴を探した 弱くて儚い自分は要らない 一目見たあの日から私を突き動かした あの背中に何かを伝えたくて 光差さぬ 籠の中 鳥は 動きもせず ただ歌を歌う 白く白く灼けるような光 憧れだといえないでいたの 何度もこの世界を恨んでた私だけど いつしか心はすでに赦してる わがままな生き方で落とした靴を探した 巡り逢って始まる夢の続き