ワタリドリの群れ 向こう岸に消え さえ無いこの胸 置き去りに 描いた未来の線も この手の中絡まったまま 気づいたらもう一人きり 色とりどりの声 そこらに散らばって 集めることさえ おざなりに 疲れきったような顔ばかりが うまく板についてる 明日を待っても 朝が来なくて 一人焦って引き返す でも壊せないままで 息を吸って目を閉じれば ほら あなたがここに居るようで 今どこかで 聴いてるかな ねぇ 少しだけ 休んでもいいかなぁ。 空回りの日々 それでも確かに 乾いた空に帰る太陽 塞いでいたものなんて 忘れてしまいそうなほど 美しく燃えていた そこにあるもの 気づけないまま 変わらない明日を また迎えにいくの? 息を吸って この世界で ほら 1つまた 色が増えたんだよ 今どこかで知らない誰かが その色で 笑えているんだよ 息を吸って この世界で ほら あなたが生きていることが 今どこかで 誰かの明日を 彩って 支えているんだよ