夕焼けの空に 掛かるいつかの虹 ぼんやり眺めるのは もう幾度目だろう どうして今頃 こんなに悲しい夢 抱き締めようとしたら 目が覚めた 本棚の奥底 仕舞い込んだ アルバム 開かれることはなくて 新しい写真が 届くたびに 涙が一つ 拾い集めた 夢心地の欠片 いつかは永遠と そう信じていた どうしてこんなに はっきり覚えている アナタの頬の温もリ 最後の夜 耐え切れずに一度 覗き込んだ アルバム 変わらないままアナタは きって遠い場所で 同じ顔で 何しているの ようやく今では 笑い話にできる だから まな叶うなら また二人で... 本棚の奥底 仕舞い込んだ アルバム 鍵は開けっ放しのまま 捨てられずに過ぎた 淡い日々が 今でも 泣き顔のボクの隣 アナタは言う気がして 黙り込んだ 「まぼろしにして... ただ一度だけ」