ヒメウツギ 词·曲 うちゅ 唄 GUMI 風の音遠く霞む 泡沫の夜 誰かの声が胸を 撫ぜる それわ儚い記憶 夢の欠片 一つ二つ 拾い集めてる 奏でた夜の旋律 誰を想い唄う 姿も見せずに 重なり落ち征く 涙 虚を摇らす 今 咲き誇れ 宙 舞い踊れ 花枚 宵闇を照らすは 白きツバサ 全ての祈り宿して 流れゆく星達 希望の芽 紡げよ  淡いヒカリ 満ちた月よ 瞬いて 影を刻んだ 今鮮やかに *** 花の香色を馳せる 迷い子の森 廻る浮世の君を知つた それは幼き想い 藍の欠片 一つ二つ 抱いて頬を寄せる 逃げ出した宵の宴 君の手を握る 温もり微かに 重なる痛みが 無念を搔き乱す 今 咲いて别れて 舞い落ちた一枚 朧げに消えゆく 淡いヒカリ 全てを失くした花は 影を寄せ微睡む 闇の果を 摘獲るは 白きツバサ 華と散つて また還る その理を 今繰り返す *** 今 咲き誇れ 宙 舞い踊れ 花枚 宵闇を照らすは 白きツバサ 全ての祈り宿して 流れゆく星達 希望の芽 紡げよ  淡いヒカリ 満ちた月よ 瞬いて 影を刻む 鮮やかに 華と散つて また還る 語りべとなれ 姫空木よ おわり