[ti:龍の鳥] [al:をかし] [ar:志方あきこ] [lr:志方あきこ] [co:志方あきこ] [ag:志方あきこ] [00:00.00] 作曲 : 志方あきこ [00:00.00] 作词 : 志方あきこ [00:00.00] [00:04.24]――籠の鳥ぞ 籠の鳥ぞ [00:07.98] いつぞ 去(イ)ぬる [00:11.01] [00:11.91]「龍の鳥」 [00:30.92] [00:31.02]ひとつ 獄(ヒトヤ)の 奥に ひとりきり [00:40.58]ふたつ 感情(ココロ)に いくつも ふたをして [00:50.69] [00:50.86]みっつ 格子の外で 光る みかづき [01:00.49]よっつ 夢に 現に よばれては [01:09.33] [01:09.44]をかし 神名火(カンナビ)の夜に [01:14.13]囚われて 隠されて 時さえ奪われても [01:19.09]折れた 翼を広げて [01:23.73]籠の鳥 啼かぬ鳥 どこまで足掻くか [01:29.31] [01:38.80] 鵺(ヌエ)の鳴く夜半に [01:49.00] 数えるひふみ歌 [02:07.00] [02:09.52]いつつ 朱塗りの 鍵束 いまいずこ [02:19.11]むっつ 誰に 祈れど むくわれぬ [02:28.66] [02:29.31]ななつ 諦め切れずと なげいては [02:38.81]やっつ 生まれた 想いは やみの中 [02:49.87] [02:50.14]やがて 欠けゆく月が [02:54.91]消えるまで 閉じるまで ひたすら耳を塞ぎ [02:59.92]嗤(ワラ)え それでも止まぬは [03:04.53]流されて 堕ち行けと 囁くその声 [03:10.14] [03:19.67]ここのつ 伸ばした指先が [03:29.18] 只々(タダタダ) こくうを 舞うばかり [03:38.83]とおに 出口は虚(ウロ)の中 [03:48.37] 此岸(シガン)の 結(ムス)びも とおざかる [04:02.33] [04:02.43]をかし 神名火の夜に [04:06.95]囚われて 隠されて 心さえ奪われても [04:11.94]濡れた 羽根を震わせ [04:16.52]籠の鳥 泣けぬ鳥 いつまで足掻くか [04:22.06]