[00:27.490]生まれて初めての 眩しさに [00:30.800]まつげが最初に触れた [00:34.850]真新しい南風が [00:37.930]無色の鳥たちに変わりながら [00:41.160]次々 過去とすれ違っていく 緑の刻限 [00:50.420]傷の癒えた勇気を [00:54.150]海へ放した [00:57.410]こんなにも 自然な私が ここにいる [01:04.070]水を得た私を 木々の透き通る森に 見つけた [01:12.490]水を得た私は 小さな花を両手に挿んで 笑っている [01:22.320]空に映る海の色 [01:27.090]綺麗な明かりをいっぱい載せて 夜空がやって来る [01:33.960]たった一日で 回る星たち [01:38.790]なのに ここだけは [01:40.880]こんなにも 穏やかに進んでいる 新鮮な奇跡 [01:49.700]海に落とした一粒の涙 [01:56.340]南に流れる幾千もの一瞬 [02:01.990]いつまでも 忘れない私が ここにいる [02:10.040]水を得た私が 溢れる笑顔で 話している [02:17.730]水を得た私は あなたのまつげに触れるでしょう [02:34.910]呼吸が呼吸に重なるように [02:39.990]波が静かに眠っている [02:49.790]太陽と月と星の光を受けて [02:56.730]みんな一日中輝いている [03:06.010]どんな宝石よりも 美しく強く輝くものがある [03:15.030]それは時に戸惑い 切なさに苦しみもする [03:26.080]もう消えてしまった星がある [03:30.490]消えることで より確かな存在となって [03:34.860]輝き始めた [03:46.950]いつだったか 人が歩いたという [03:50.650]あの星に照らされて 帰る道 [03:56.760]夢を見る いつかの君のように