[00:32.03]甘い夢から覚めた名残のように [00:42.38]瞼の裏にいつもあるうすいむらさき [00:51.98]私を染める [01:01.76] [01:03.98]スミレに刻まれて枯れて行く 春の睦言 [01:12.93]もうすぐ海に出るあたりで [01:17.79]何かを諦めた水の わかれうた [01:25.18]白い鳥が見せた 寂しい翼の裏側 [01:34.21]やがては夜と同じ場所へ消えて行く [01:41.43]朝霧の裾 全てを染める [01:52.50] [01:57.54]過ちのように咲いていた [02:01.47]甘い花の香り手のひらの中 [02:07.59]闇から光へ [02:10.20]暮れて行く夜明けの色に [02:15.04]心奪われる [02:17.75] [02:18.38]夢の中の調べ [02:22.45]乾いた心の砂に滴る [02:28.85]世界がまた愛しくなる [02:34.08]連なる思い出を従えて [02:45.52] [03:33.59]天窓の向こうに [03:36.89]糸を引いて降って来るもの [03:42.05]あなたの触ってはいけない処にある [03:49.54]ひかりのような ひとりうた [03:54.30] [03:54.82]冷たいひかがみに [03:58.40]凝ってる薄い憂鬱 [04:03.50]優しくなれないひとたちが [04:08.79]泣いていた秋の夕暮れ [04:14.09]全てを染める