[00:24.82]風薫る秋に瓜から生まれ [00:30.39]季節が巡れば 君に出会えた [00:36.12]肌寒い秋に 君は捕られ [00:41.27]遥かに送られ 長城を築くんだという [00:47.35]どれだけ 時が経っても忘れない [00:52.38]必ず帰ってきてね [00:57.96]暖かくそよ風 頬を撫でると [01:04.18]キミの腕に抱かれるような [01:09.84]十年後はきっともっと素敵になって [01:15.42]その時は きっと今以上に君を愛せる [01:32.28]石を積み上げば匈奴を防げる [01:37.87]長き城壁には恵まれたという [01:43.56]石を積み過ぎて登り難く [01:48.98]風でも阻まれ ここを通れないと [01:54.92]それでも 会いに往くと決めた [02:00.11]北へ向かう 長城まで [02:05.90]色鮮やかな夕日顔を染めると [02:11.91]人混みの中君はいないよ [02:17.48]ねえどうしたの? もう待たないの? どこにいるの? [02:23.29]十年なんて早いものと思っていたのに… [02:38.97]人から 君の骨はここにって [02:45.40]この真下に埋めてる [02:51.15]泣き叫ぶ 大声にひび割れる空 [02:57.11]「こんなんじゃダメだよ…」「君を見れない…」 [03:02.81]崩れてく長城の下から出てく [03:08.43]ああそうだね よかったね やっと君に会えた…