[00:34.22]廻る季節の底に 深く沈めた最後の花 [00:39.91]砂塵の中 埋もれゆく運命など 紅蓮の焔に攫われて [00:47.73]ひとつ 指がよく似た横顔触れて [00:50.92]風受け揺れる金糸が 月夜に照らされて [00:54.31]一片 落ちる花びら 言の葉を綴りて [00:57.46]二人の旅路の 幕を開く [01:01.15]零れる雫とめどなく 止まない氷雨のように [01:07.75]囁くよう詩を紡ぎ 冷たい手を繋いだ [01:14.70]閉じられていた 瞳が開いて(閉じられていた瞳が開き) [01:18.52]涙に濡れた 貴方の頬を拭って(涙に濡れた 僕の頬を拭う) [01:22.59]私が流した涙の意味を 貴方は知らない(君の双色の瞳に溢れた涙の意味を僕は知らない) [01:55.22]儚く散れど燃ゆる花びら いと美しく [01:59.2]追うことかなわぬなら せめて最期の時まで [02:02.65]共に在ると 誓いを立てた小指が切れ [02:05.92]二人の旅路の 幕を閉じる [02:09.31]冷たい手から零れ落ちた 紅蓮に染まる花びら [02:16.2]終わりの季節 私を置き去りに沈んで逝く [02:21.35]冷たい手に気付かぬまま 長く暗い夜が明ける [02:28.12]出逢った季節 君を置き去りに永久の眠りを [02:34.96]零れる雫とめどなく 止まない氷雨のように [02:41.68]冷たい手に想いを込め 強く 詩を紡いだ [02:48.66]叶わぬ夢を…