朽ち果てた 瓦礫の山に隠した 壊れかけたハーモニア 雨上がり 虹かかる日の小さな手 埋もれた僕を起こした エメラルドグリーンの両目が微笑んだら ひとつふたつ 音を重ね 詩が紡がれる 小さな温もり抱いて 僕は歌いそして願う 僕がいない世界でも 詩が溢れますように かすれた声の人形 やがて歌は途切れ終わり 壊れた僕の世界に 歌はもう 聴こえない