編曲、作曲、ミックス:中島岬 作詞、歌唱:紫 七色光る自由をふたつ捨て 手に余るほど痛みだけが残った 偶然といえば同じだけの条件 私は何を失くしてしまったのか 引き返す道は美しい蕾が 愛しい惨劇を待ってる だけど違うの 青く深い牢獄は さよならの扉 こぼれた欠片だけじゃ もう泳いでいけない 横たわる心臓はあなたの香りだけ纏った 偽物だと囁いてる そんなのいらないわ 夜明けが来たら跡形もなくなり 誰の記憶に残ることもないのに ひたむきな狂気 描いてた形が この世の者なのか疑う だけど分からない 淡く弾ける手錠は 偶像を絡めとる 壊れた事実だけじゃ もう一人で往けない 報われた結末があなたの絵空事を綴った 偽物だと囁いてる そんなの知らないわ 青暗い夢の底で 白く眠りにつく 乾いた涙だけじゃ もう泳いでいけない ほら掠れた吐息でもまだ歌もうたえる あなたのようななにか囁いてる 歪んだ睦言を