世界の色を塗り変えて マダムヴィオレ咲き乱れる日々を 私がまだ蕾で 開花なんて知らぬ頃 世界はどんなに狭く 美しくも無く 唯不幸 馬鹿にされて 蔑まれて それでも無理して笑って 何度自分殺したか 私を豚に例えて 豚に失礼と嗤う 言葉の棘は全身に刺さり 私は薔薇ミタイネ 足リナイワ マダ マダ 足リナイワ 奴等ヲ見返スノニハ 足リナイワ 不要ナ肉ハ切リ落トシ 不要ナ骨ハ削リマショウ 瞳ガ気ニ入ラナイワ 硝子玉デモ入レテ輝ラセテ アア私ニウットリシチャウ 美シク無ケレバ生キル意味ナンテ無イジャナイ 私ヲ薔薇ニ例エテ 誰ヨリモ咲キ誇ル 体ノ棘ガ心ニ止ム事無ク語リ掛ケルノ 「アナタハ豚ヨ マダ醜イワ」 体ヲ…壊シテ… 自分ヲ…愛シテ… フックラ唇ガ欲シイワ 油デモ注ギ込ンデ 雀斑ガ気ニナルカラ皮膚ヲ剥イジャオウ 私ヲ薔薇ニ例エテ 薔薇ノヨウニ愛シテ ホラ 私ハコンナニモ 美シク 綺麗ニナレタワ コレデ私ヲ蔑ム者ハ 誰モ居ナイダロウモウ、怖クナイ…