[00:41.27]暮れる都 手鞠遊び 懐かし [00:47.57]今亡き祖母の顔思い出せるだろうか [00:57.31]五月 哀しきかな 鯉幟をやいやいと [01:03.66]燃やした竹薮は確か此処だった [01:10.34]子守唄 響くは薮知らず [01:15.73]「よい子はねんねしな おやすみ」 [01:21.98]午前零時の鐘が鳴る 其の時に [01:26.34]蠢くは 朧月 [01:28.94]徒然に身を重ねましょう [01:34.50]疑心暗鬼の華は咲く 高らかに [01:39.12]渡る世間は 鬼ばかり [01:41.67]浮舟に身を任せる [02:01.29]黄金色した蜘蛛 他人行儀さ らいらいと [02:07.59]飴玉一つだけ おくれ おくれや [02:14.34]三日もすりゃ 猫など恩知らず [02:19.88]今宵 獄の晩 さよなら [02:25.90]光る少女は籠の中 踊りゃんせ [02:30.21]浮世道 通りゃんせ [02:32.87]人生は 嗚呼、波瀾万丈 [02:38.64]知らん面した あの人が 来やしゃんせ [02:43.08]品定め 見やしゃんせ [02:45.65]奪われし儚き春 遠き春 帰れぬ春 [03:24.37]「前略、父と母...」 筆を走らせても [03:30.67]溢れるのは五月雨 涙 [03:33.68]ただそれだけ [03:36.16]午前零時の鐘が鳴る 其の時に [03:40.88]蠢くは 朧月 [03:43.24]徒然に身を重ねましょう [03:48.94]疑心暗鬼の華は咲く 高らかに [03:53.50]渡る世間は 鬼ばかり [03:55.99]浮舟に身を任せる [04:01.01]凛と泣く小春日和