石畳鳴らす靴 見落とした曲がり角 気付いたら次の道 右左 休日の街並は なぜかしら物憂げな いつのこと思い出す遠回り 誰かと歩いたこの路地の 知らない店 知らない人 すり抜けて 気の向くまま 風吹くままに 私は来た道を見失う 風凪いで 変わる信号と止まる人波 小さく息を吸い込んで香る面影は 街の溜息に吹かれて消えた そして誰も私も歩き出す 枯葉踏み響く音 寂しげな並木道 気付かないふりをした 別れ道 窮屈な間隔で敷き詰めた落葉樹 いつの間にまた季節一回り 誰かと繋いだ手のひらを くすぐる風 指の隙間 吹き抜けて 私はまだ 私のままで いつかの約束も忘れていく 夕暮れて 伸びる人影と赤い雲波 微かな痛み伴って滲む思い出は やがて街灯に照らされ消えた 誰もが帰り道を歩き出す 風凪いで 変わる信号と止まる人波 小さく息を吸い込んで香る面影は 街の溜息に吹かれて消えた そして誰も私も歩き出す 夕暮れて 伸びる人影と赤い雲波 微かな痛み伴って滲む思い出は やがて街灯に照らされ消えた 誰もが帰り道を歩き出す