星(ほし)の降(ふ)る丘(おか)から 一(ひと)つの物語(ものがたり)が 今年(ことし)も始(はじ)まった 愛(いと)しく切(せつ)ない恋(こい)のお話(はなし) 大空(おおぞら)泳(およ)いでく 悲(かな)しい光(ひかり)浴(あ)びる前(まえ)に 雲々(くもぐも)かき分(わ)けて 君(きみ)を迎(むか)えに行(い)こうか もう少(すご)しだけもう少(すご)しだけでいい まだ僕(ぼく)らを照(て)らさないで 何度(なんど)も空(そら)に祈(いの)ったって 届(とど)かぬ想(おも)いしまい込(こ)んで ようやく触(ふ)れた手(て)と手(て) 離(はな)れないように時(とき)を止(と)めて どんだけ強(つよ)く握(にぎ)ったって 無情(むじょう)に時(とき)はさらってく それでも想(おも)いは強(つよ)く あなただけのため また夜(よる)を越(こ)える 待(ま)ちわびる夏雲(なつぐも) 優(やさ)しく微笑(ほほえ)むように 一年(いちねん)この日(ひ)だけは 川(かわ)をまたぐ三日月(みかつき)の橋(はし) ひとしく重(かさ)ねてく 二人(ふたり)同(おな)じ時(とき)の中(なか) 300と65分(ぶん)のたった1のため 無数(むすう)に浮(う)かぶ星(ほし) 君(きみ)だけ見失(みうしな)わないように 静(しず)かな夜(よる)も一人(ひとり)越(こ)えよう 君(きみ)に会(あ)いに行(い)くよ 何度(なんど)も空(そら)に祈(いの)ったって 届(とど)かぬ想(おも)いしまい込(こ)んで ようやく触(ふ)れた手(て)と手(て) 離(はな)れないように時(とき)を止(と)めて どんだけ強(つよ)く握(にぎ)ったって 無情(むじょう)に時(とき)はさらってく それでも想(おも)いは強(つよ)く あなただけのため また夜(よる)を越(こ)える 七夕(たなばた)の夜(よる)今年(ことし)もまた 年(ねん)に一度(いちど)の星(ほし)が流(なが)れる 君(きみ)に会(あ)いに行(い)くよ