傘も持たずに歩く 僕はどこへと向かう さっき見たような気になって 通り過ぎてゆく風景 君は何を見たんだ 知らんぷり乗っかって 自分の傷にして 知ったかぶりの果て 後に引けない僕らです なにかと苛立つような 息の詰まる、雨空の後 僅かに覗く青が 僕にトドメを刺す 心に突っかかった まんまの言葉を繰り返す 意味も知らないままで やり過ごしてる日々です 君はなんて言ったっけ わかんないことなんだっけ それすら見失って 思い出して無くして 繰り返す僕らです 寄せては返さない世界に 僕らは何かを求めてしまう 虚しく襲うは夢の跡 何かを探して歩いた なにかと苛立つような 息の詰まる、雨空の後 僅かに覗く青が 僕にトドメを刺す 涙を流していいよ そう聞こえた雨空の後 僅かに覗く青と 水たまりに映る僕