傾く陽に 手を振った おやすみ また明日へ 続く空は オレンジに 君の頬を 染めてく 長い影を 重ね合わせ 帰ろう あの坂道 消えてしまう背中 手を伸ばしてみる なぜか 前触れなく 溢れ出した この感情に 立ちすくむ 君の声に 優しい抱かれていた 青い空に満ちてゆく いつの日にか 思い出せる 目を瞑るたび そこにある 楽園 夏が過ぎて 冬が来て あたりまえの日々には どんなときも 絶え間なく 歌うような 僕らの 笑い声が 高く 遠く 響いてたね 何気ないこと 退屈だって全部 僕らの小さな 世界を かけがえのない 宝物に 変えてゆくんだ その日まで この手の中 掴むものはきっと 形のないものだけど ずっとずっと 消えないから 大丈夫だと 信じてる いつか 僕ら離れてゆく 大切な ものも 捨てて 君の声に 優しい抱かれていた 青い蒼い空 見上げ いつの日にか 思い出せる 目を瞑るたび そこにある 僕らの手が 掴むものはきっと 鮮やかな光の中 あたりまえに 笑い合った 小さな世界 あの楽園と 自分の 証なんだろう