青白く照らされる夜 変わらない街の光 その全てが届かぬ闇に沈みたい 耳をさす誰かの叫び その声は心を掠め 甦る幾つもの過去辿る 酸げられた言葉は今もこの胸を気付く 締め付ける 苦しませる 何一つに言っていない二人 それくらいが蝶の因果と 歩幅を合わせたあの日の帰り道 闇に浮かぶ孤独な月を 独りきりで輝けはしない いつの時も照らしてくれたのは あなただけだった 止めどない星を数え 想い出の儚さを知る 消えて行く記憶の破片忘れさせて 繰り返す音色が今も 過ぎた日の景色を写す 壊せない鎖の螺旋捕われた心 独りきりずっと生きてきた 誰にも頼らなかったのに あなたを知る前に戻れない 消えてた帰り道 幾度巡る日々を越えても 薄れる事ない記憶達が いつの時も想い続けたのは あなただけだった やがて朝も浮かべて この姿も失っても 誰も知らない場所から 見守り続ける やがて時が流れて 違う誰かを照らしても どうか、輝き続けて