水玉ふりむきざま ワンピースの すそがゆれる 目の前 お気に入りの よく冷やした グラスひとつ あたらしい季節はいつでも懐かしくて 眩しく目を細めた記憶 愛おしくて 何度も何回でもくりかえしめぐる 夏の日 溶けた氷にカルピス 遠くで光るイナズマ もう夕暮れが 近づいてる 目の前 手をつけずに 汗をかいた グラスひとつ 大切なコトバはいつでもはずかしくて ぎこちなさ隠すため視線そらしていた いちどは忘れててもくりかえしめぐる 夏の日 溶けた時間にカルピス