例えば眠れない夜に 戻れないことを嘆いた 小さな心の片隅で 行く先をなくした でもいつの間にか また風が吹いて 僕ら ふわり 舞い上がるように そしてまた いつもみたいに 泣いたり 笑ったり そんなふうになればいいな ここには何もないけれど 誰もがそっと同じように 少しだけ優しくなれるから どこにでもある花みたいに ありふれた気持ちに気ついて それでもまだ 言葉にできないや いつの間にか年を重ねて 僕らまだ寄り添い合うように そしてまた いつもみたいに 泣いたり 笑ったり そんなふうになればいいな ここには何もないけれど 誰もがそっと同じように 少しだけ優しくなれるから