耳を澄ませば さらさらとそよぐ 木々のかすか奏でるメロディー 一世二世と 生まれ繰り返し朽ちて 刻の地層重ねてゆく 迷いながら手に入れた種は いつか花へ育ち 見渡す限り咲く 風が吹く丘を どこまでも歩いて 君が明日の先へ行けますようにと 瞳凝らせば あかあかとひかる 夕陽、きっと理由さえ知らず 焦がれながらいつか燃え尽きて 遠く沈んでゆく 因にもなれずに 星が降る宙を どこまでも歩いて 君が明日の先へ行けますようにと