雲間から零れた月が おぼろげな影を遺した 解けない運命の中 夜が始まる 幾千の星に抱かれた また今日も声は消えてく 遠ざがる静けさは 幻を映した 波間に揺らいだ 風を今切って また その刹那の 時を駆ける 夜に咲いて舞い散る花 その閃光を辿って 胸に刻む誓い 果たすよ 彼方続く 黎明さえ きっとこの手にするから 君と重ねた思いを信じて 強くなるから 鮮やかなくれなゐ残し 波紋さえ形を変えた 仰ぎ見る月が零す 遠い記憶 乱雑に散らばる狂気 交差する思いの中で 心さえ濡らす雨 今も降り続ける 何度も見上げた 夜空に身を任せ また その刹那の 貫いてゆく 夜に散って乱れる花 その灯火 追いかけて 消えないように この手伸ばしてた 沈む夢と残す誓い 全てが道を照らすよ 翳りの果てに光差すように 願いは強く 何度も見上げた 夜空に身を任せ また その刹那の 貫いてゆく 夜を裂いて舞う花びら その閃光の先えと 胸に刻む誓い 果たすよ 彼方続く 黎明さえ きっとこの手にするから 君と重ねた思いを信じて 強くなるから