作曲 : 桃源郷 作词 : 桃源郷 三味線片手に風来坊 春風と共に野を駆けて 花びらを背に舞い上げる 蕾のままの山桜 何も知れずに枯れ落ちた それを奏でてまだふらり 季節を紡ぐウタ歌い 桜散る此の景色に何を知る 土の音、花の匂い 三味線構えいざ参る 髪を揺らして風来坊 雲とともに海を漂い 水鳥を背に目を閉じる 船が鳴らす汽笛の音 誰にも届かず霞みゆく それを紡いでまたふらり 季節を歌うウタ歌い 緑染まり此の景色に何を見る 日の光、草の匂い 三味線抱えいざ行かん 十五夜うつす古池が 誰にも知られず枯れていき 山が白粉はじめても わては届けるこの声で 四季を紡ぐウタ歌い 変わりゆく此の景色に何思う 四季を紡ぐウタ歌い 変わりゆく此の景色に何思う 時の流れ、季節の果てに 三味線の音はまた巡る 三味線の音はまた巡る