作曲 : 平井拓郎 作词 : 平井拓郎 「彼が遠くに行きたそうだ」と街の噂で聞いたよ 俺も皆も「間違えた」と 「此処よりも良い場所など無いんだ」と 軋む乗車率小田急線、 遅延のアナウンス歌詞にして 毎年行く 三万人 遠くの帰らぬ街へ行く 何もない暮らしなどはない 未だに夜は怖く寝れなくて 耐え難い鳴る耳は止むこともない 好きでもない だが常に朝は来る つまらないような生活を歌い修繕 缶コーヒーと改札口の月曜日 毎週毎日毎秒必死の勤労で コマ劇前に寝転んだ 狂いそうな日々に腹を立て 泣きたくも折れたくを旗も立て M7乱れ打ちの腐れギター 弾き倒して得たものは二つだけ 旅に出た人を置き去りにして陽は落ちる 今日も今日が死ぬ 歌った歌や暮らした人や全てを東京は吸い込んでく 乗車率は最強バイトも時給最高 大都市、下高井戸、此処最高、 家ほぼ街道沿い 乗車率は最強バイトも時給最高 大都市、下高井戸、此処最高、 家ほぼ街道沿い 集合住宅での生活も数年 睡眠障害 消滅する日曜日 生んでく曲 膿んでく購買者に同業者 住民税浴びて寝転んだ 大体明大前でサイレン聞いて 乗車率は最強 大学生の会話が空を切り裂いた 「一切れのパンのために人間ブッ刺した」 遠くが少し近づいた