一つずつ拾い集めた小さな宝石達は 静かに輝いて時を待っている 寂しくはないように 悲しくはないように 寄り添っていたかったんだ ずっと 星を眺めては遠すぎると嘆いた 光が届く前に目を逸らして俯いていた いつか君は言っていた 「何事も等しくあるように」 それが正しいのか もうわからないんだ それでも良いんだって迷って躓いて 遠回りばかりしているよ 星を数えては多すぎると嘆いた 光に触れる前に伸ばした手を躊躇った まだ遠いよ 何もかもずれて行くよ もう駄目だよ 太陽が沈むよ 星を指差して「さあ船を進めよう」 光が溢れる方に目を凝らして頷いたんだ 星と手を繋ぎ夜を越えて行こう 落ちた花をもう一度綺麗に咲かせてみせるから 約束だよ..ah..