そっと そっと 懷さないように すくい上げては 溶けそうな 雪達が 光を映していた 戻れない 終わりの気配 季節の片隅 確かに恐れてた 黃昏の空を モノノケ嗫きが 遠くに聞こえる 噓吐きな現実は いつも 僕をだまして くるり 輪を描く 日なたお黒猫 遠く 幻想へ 誘われた世界 誰も救われない うつつの外から さかしまな世界で 夢見る そっと そっと 懷さないよう 心にしまった 消えかけた 光でも 僕らを照らしていた 帰れない 知らない景色 現実の外へ 道端に転げてた 何も要らなくなってた 噓吐きな猫に いつも そそのかされてる 懷れかけた 現実は いつも 僕をだまして くるり 輪を描く 日なたお黒猫 遠く 幻想へ 誘われた世界 誰も救われない うつつの外から さかしまな世界で 夢見る 誰も救われない うつつの外へ さかしまな世界で 夢見る さかしまな世界で 夢見る…