霞んだ景色に歌声は響く 夜明けを知らせる陽が ゆっくり当たりを照らす 寄せて返す波のように ゆらりゆらり、どこへ向かう? 空と海の間で滲む色の境い目まで 暖かな風に運ばれて そこにある花びらだけじゃなく まだ見えない遠くにある香りも確に届いているよ ほんの少しずつ 気づかないほどに でも留まることなく 儚くもうつりゆく 風に揺れる木の葉のように ひらりひらり空へと舞う 雨の先に覗き見える季節の変り目まで 涼やかな音に包まれて そこにある輝きだけじゃなく 安らかなる眠りにつく姿も静かに流れてゆくよ 鮮やかな色に魅せられて ここにあるいくつもの思いがめぐりめぐり いつかまた出会えると そう思わせてくれるよ 今どこかで目が開く