独りきり 遊び疲れて 青い螺旋の 階段を降りる 苛まれてる 視界の外側 放さない腕も 引き寄せて掴めるよ 三度目の 悪い目覚めは 止まることのない 砂が流れこむ 辻褄合わせ 人影を避けて 空を眺めていた幻想も 消えた答えは何故 ひとつも選べなくなる 蒼白を照らす 信号は 傾いてく 希薄な不平衡 触れ合うばかりでは 傷付けてく 自分ひとり 守れないままで 色を探すまでは 会えなくていい 深い水の中で泳ぐ 君と触れるあいだ 廻らない そろ輪廻から 期待したもの 私は何もない ざらざらとした 声の質感も なぞるようにして まだ聞こえて 灼けてしまえばいい フイルムに写した過去も 用済みの絆 片付けて 佇んでる 気持ちも全て還す どこまでも果てなく 突き抜けてく 灯り射して 映える深縹 色を探すまでは 見えているはず 深い水の中に沈む 君と触れた時間 廻る 廻る 照らす 照らす 青い光の元へ 冷たくて小さくて 白い手で君を染める