ぽたぽた 散る花の色 忘れた名前 黒く染める 止まない雨が続く夜は 泣かないて ひどく怯えてる 逃げ場もない 藻掻き 足掻く 痩せた手に添えた 薄れ始めた意図さえ 裂いて剥がし 崩れ落ち行く 廃れた夢の続きだけが 重ねて隠す嘘の在処 悪意で咲いた花の色は 色褪せても消えることはない 咲いて摘んで 枯らす愛しさ 硝子の靴を履いて君は 明かりの強い場所で歌う 一重の為の裏切りなら 色褪せても決して赦さない