ずっと一緒の友達だから どんなときでも 三等分しようね 120度の分相応を 越えないように 欲張りは我慢して ミルフィーユみたい あたしとあなたで あのコを挟んで 甘く苦いクリームと シロップに包まれて 混濁のうちに 融点沸点超えてく 酩酊のままに 境界線まで越えてく けど苺はひとつだけなの 譲れないの負けたくないの 歪な砂糖細工 あたしたち ねぇもっと 仮病で休んだ昨日の廊下では どんな話してたの ほんとはぜんぶ知ってるよ 眠たい瞼をこすりながらくれる お揃いのおはよう あなたたちは大人だね そんな二人も許してあげるよ 愛してあげるから こうしていて いっそこんな曖昧な 関係性をコンポートして 眠れたらどんなに楽かって 綺麗事 きっと夢の中でも 思ってしまって 苦しくなるほど あたしの方が 甘く苦いクリームと メレンゲに蝕まれ 混濁のうちに 沸点融点落ちてく 酩酊のままに 凝固点まで堕ちてく どうせ二人似た者どうし ねぇキスしよっか 混濁のうちに 沸点融点落ちてく 酩酊の果てに 消失点まで墜ちてく ずっといいコに してきたつもりよ だから神様だから神様 今日だけあたしに ご褒美を 幸福を