夏の終わりは予報より ずっと早く 衣替えを怠けた僕は 風邪を引いてしまった あの日全ては 上手くいってると信じて 憧れのヒーローが 君にとっての悪役だなんて 思いもよらなかったよ 目を瞑る 瞬きを繰り返す いつだって熱病は Time lag アクセルを 踏んだのは僕だけど 君だってブレーキは かけなかったじゃないか あんなに話して 楽しかったけれど 今じゃ何一つ思い出せない うかれていたのか うなされていたのか それすらもうどっち だって構わない 瞬きのその隙に眺めては 手招いて手を振って 見送った プラットホームはもう満員 次の便にも乗れそうにない どこでどう 間違ったんだっけ 目を瞑る 瞬きを繰り返す いつだって熱病は Time lag 憧れも黄昏も 痛みさえ忘れるよ ほらすぐに夏がゆく Summer end