作曲 : KTG 作词 : はな 編曲 : KTG 君の見た景色 セロハンの向こう側に 瞬くたび 変わる時間 どれほどの間 夢を見ていたのだろう 今もまだ 同じ場所で 薄暗い部屋と 点けっぱなしのテレビに 朝か夜かさえ わからず微睡む 窓に触れたとき 伝わる温もりにさえ 感じる寂しさはどこに捨てるの 君と見た景色 セロハンの向こう側に 重なって 濁る時間 少しの迷いも 笑い飛ばすような風が 首筋を 冷たくする 追い続けても手が届かないものを 諦めるのは いつでもできるだろう 遠くても 高くても 走り続けては ただ そう前へ ああ 僕は叫ぶんだ 毎日をただ 繰り返しだけで送る イレギュラなことに 溜息こぼして 自分だけかな… そんな不安に駆られて 仲間を見つければ 安心するの? 目を伏せた景色 足元の影の先に 聞こえる騒音 過ぎる時間 希望というものが 道を示していくならば それだけを 信じていこう 新しいものを 避けて通るだけなら 誰にもできる事だと分かっていても 立ち止まり 振り向いて 見えた今までの距離 背中を押すから 僕は歩くんだ 時間だけが (遠くて 高くても) 過ぎてゆくのを (振り向いて 俯いて) あの空の彼方まで いつか行けるのか とか 夢は 夢で 終わらせないと 追い続けても手が届かないものを 諦めるのは いつでもできるだろう 遠くても 高くても 走り続けては ただ そうあの先へ 信じるものの 輝きを消さないで 誰かの声を 全てだと思わないで 遠くても 高くても それは僕だけにしか 見えない景色 ああ 僕の場所なんだ