[00:00.00] [00:37.20]満たされぬ渇きと [00:39.08]下らない愉悦に弄び 溺れていく [00:45.85]張りついた 穢れと [00:47.87]醜さに 耳を塞いで 靡くのだろう [00:55.18]「――絶えず落ちる」 [00:58.19]縋った暗きを 空に浮かべて [01:04.77]「――命は落ちる」 [01:06.81]零れた想いは 嗚呼 塗りつぶされて [01:12.74]...... [01:47.15]縺れ合う響と [01:48.94]邪な 熱に浮かれて 爛れていく [01:55.58]騙し合う  痛みと [01:57.79]愚かさに  心隠して  笑うのだろう [02:04.56]「――未だ見えぬ」 [02:07.01]繋いだ深さと  月を落として [02:13.55]「――裁きの色」 [02:15.43]眩んだ意識は 嗚呼 もう 戻れない [02:22.48]痛みと 燃え盛る 真紅の光に 裁かれて [02:28.27]孤独を 嘆き 謳うように [02:31.82]嗚呼 歪みだす 灰色の 闇に熔けゆく [02:37.60]重なる 心 沈めて [02:43.23]希望は炙られ [02:47.28]一切を残さず [02:51.33]渇望は渦巻き [02:55.75]歪んだ葬列を成す [03:00.59]...... [03:35.79]絡みついて 離れぬ 偽りの跡 [03:44.84]瞳を閉じても 焼き付く 虚ろ [03:51.07]...... [04:09.20]声無き声と 擦れた 夢に隠して [04:15.02]凍え続けてるから [04:18.53]忘れた明日も 遙か 彼方へ 傷を残し [04:23.93]奪われた 置き去りの 終に [04:29.48]....... [06:32.42]陰鬱な光は鈍く [06:34.35]その暗きを 際限無く刈り取る [06:37.57]迷夢惑いし 偽星は流れ [06:40.60]告白は 悉く炙られた [06:44.19]喪失は 目眩く 廻る幻影 [06:47.74]白日霞む 罪を重ねてく [06:50.91]偽り もがき続けても [06:55.26]眼らずの 夜に沈んでゆく [07:02.50]...... [07:37.14]車輪は廻る [07:39.26]速度を上げて [07:41.44]やがて汚濁の底へと沈み [07:43.96]永遠の苦痛を叫んでも [07:46.13]誰にも届くことは無い [07:47.48]誰にも――― [07:48.54]痛みと 燃え盛る 真紅の光に 裁かれて [07:54.26]孤独を 嘆き 謳うように [07:58.00]嗚呼 歪みだす 灰色の 闇に熔けゆく [08:04.06]重なる 心 沈めて [08:07.93]焼き尽くす 焔の雨に赦されて [08:11.84]泣いてた 震える子供のように [08:15.45]嗚呼 届かずに 薄明の淵を漂う [08:21.45]途切れた 私を探して [08:25.28]願いは届かず [08:29.92]永久に去りぬ故に [08:32.67]光はやがて捩れて 消えゆき [08:36.68]空を濡らす 祈りと共に