街が 夕日に焼かれていくから 逃げるように急いで帰った 朝が 来るかなんて分からないのに 信じて目を塞いだ また一つ 今日が終わりを迎えてく 何一つ 逆らうことも許さず いつか 誰もが 壊れてしまうそんな世界で この身残らないとしても せめて 心は 消えないでいて 忘れないでいて 全部 無くなるとか 嫌だ ある日 暴れ出す 波に飲まれて 意味もなく 消えていく命 楽に 生きる為の機械に乗って 不味に 壊れる命 また一つ 使って捨てられる身体 何一つ 後のことは知らされず 空はこの地は 海は風は何を想うの 人がまた終わってくこと せめて 心は 消さないでいて 忘れさせないで 全部 無くなるとか 嫌だ