Beautiful Phantom 牧島 シャイ[CV:豊永 利行 午後三時の、いつもの微睡 Ah 芳醇な香りに充実(み)たされても、 影は不安げだね? ほんの僅かなきっかけで、 枯れてしまうことを確信(し)ってるから――…… 「花は嫌いなの」なんて台詞を、玩(いわせて)みる 心[カップ 最上階から、落としてみる 何処までいけるかな? でも、この(黒砂糖)を容れたら、 きっと壊死(こわ)れてしまう 怖くて (怖くて) 甘くて (甘くて) 優しすぎるほど――……!! 「……愛を」 「欲しがっていた」 硝子越しに幻視(み)てた やがて、貴女の背後に顕れる Ah Beautiful Phantom!!! きっと (そっと) ずっと (もっと) 「そのまま」でいられるはずだから あの夜の街角で 出会った時の驚愕(おどろき) 僕の理想でいて? 空高く、お願いだから――…… にじみ出てた、些細なControlling Ah 清純な祈りに隠されてた、 欲(みつ)を飲み干せばいい 罪は幽かな揺らぎで、 咲いてしまうことを理解(し)ってるのに――…… 「誰も信じない」そんな言葉を、投げかけてた じっとしていれば痛くない 最高級の愛(はり)で刺すから 少しの我慢だね? でも、その「高純度」を容れたら、 きっと泣き倒壊(くず)れるね 夢見て (夢を見て) 遠くへ (遠くへ) 気が狂うほどに――……!! 「求めていた」 「……ものを」 硝子越しに幻視(み)てた やがて、貴女の背後に顕れる Ah Beautiful Phantom!!! きっと (そっと) ずっと (もっと) 「そのまま」でいられるはずだから この街の騒音に 消えないものが欲しくて 君の理想でいる 空高く、お願いだから――…… 「初めて見たときに」 「感じた、愛おしさ」 「愛は永遠じゃないと知ってて」 「……――求めあった」 「ひとつになれば、なるほど」 「月の光に照らされる」 「誰にも言えない」 「秘密が欲しくて」 「花を」 「摘んでしまったんだ」 「そんな、僕を」 「許してくれないか」 朽ち果て (朽ち果て) 聞こえる (聞こえる) 哀しみの残響(おと)が――……!! 「……どうしょうもなく」 「鮮やかで」 「……これからも」 「愛してるよ……」 硝子越しに幻視(み)てた やがて、貴女の 背後に顕れる Ah Beautiful Phantom!!! 硝子越しに幻視(み)てた やがて、貴女の背後に顕れる Ah Beautiful Phantom!!! きっと (そっと) ずっと (もっと) そのまま」でいられるはずだから あの夜の街角で出会った時の驚愕(おどろき) 永遠(とわ)に消えないでよ 空高く、お願いだから――……