[00:00.00] 作曲 : 吉田正 [00:01.00] 作词 : 佐伯孝夫 [00:20.96] [00:24.96]握りしめてる 剣ひとふりに [00:37.31]冴えよこもれと いいきかす [00:49.98]なんでつかめぬ 芝居のこころ [00:55.88]意地が男が 段平が [01:08.28]そっと泣いてる 舞台裏 [01:20.36] [01:20.56](セリフ) [01:23.89]「先生、出来ました。 [01:25.81]これが先生の好きなリヤリズムの立廻りだっせ」 [01:30.33] [01:32.55]月もささない 露地裏長屋 [01:44.56]呑んで悪態 つく俺に [01:57.13]質屋通いも 慣れたと笑う [02:03.15]可愛い女房の やせた肩 [02:15.65]胸じゃすまぬと 詫びている [02:27.46] [02:27.92](セリフ) [02:31.15]「なに、女房が危篤やさかい、 [02:33.83]帰れ、沢田先生わての女房はタテだす。 [02:37.77]立廻りだす。 [02:39.34]こんな立廻りのない芝居やめて、 [02:42.14]もっとタテのある芝居やりまひょ。 [02:44.92]立廻り、それがわての生命だ、 [02:48.01]段平の生命だっせ」 [02:50.09] [02:51.96]あれは段平 ど阿呆 阿呆 [03:04.10]何と云わりょと構やせん [03:16.54]生きてくれろよ工夫の殺陣よ [03:22.77]檜舞台の 花蔭に [03:35.13]殺陣師一代 名を残す [03:54.73]