描いてた未来より 少しだけ 色合いが曖昧で どこか儚げな表情を見ないふり 開いては閉じ込めた 現実は理想の欠片もない だから自ずから 嘘にまみれていた ありのままなら 全てが良いとは限らないの 歪んだ心情もきっと必要悪となる 嘲笑誘うアイロニー こんな世界でも見つけた 望みと呼ぶには頼りないけど 唯一の生命線 零れる雫 それはやがて海となり空を仰ぐ 抱いて もがいて 悶えて でも 満たされず 時は行くだろう 悲観的になるのは 私だけ? 隠すつもりもない 誰も彼も皆 自分を騙して すり抜けたい だって真実は視えづらく切ない だから自ずから 目を背けていた 感情殺して 不満詰めては膨らむから 苦しいのなら その狭間から抜け出そう 幻想誘うシンフォニー こんな世界だから歌う ひたむきな姿 美しいけど その心は何色? 溢れる涙 それはやがて枯れ果てて声を失くす 泣いて 堪えて 途絶えて また 満たされない ループストーリー 嘲笑誘うアイロニー こんな世界でも見つけた 望みと呼ぶには頼りないけど 私を繋ぎ止める 幻想誘うシンフォニー こんな世界だから歌う 抱いて もがいて 悶えて でも 満たされず 時は行くだろう 訝しげな心は欲に溶けて さよなら